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最近、相続に関する問い合わせをいただきます。

相続についてお話を聞くことが多いのですが。。。


相続というと当然相続税が気になります。

税金を払うとしたらいくら払うことになるのかが一番皆さんの関心事ではあります。

間違ってはいないのですが、他にも考えなければならないこともあります。




個人的にはまず相続について全体像を把握されているかどうかが一番必要ではないかと思います。

財産と債務がいくらあるのか。誰が相続人となるのか。

これらを把握したうえで相続税が払うことになる金額がいくらになるのか、

相続財産のうちの現金等で払うことができるのかを知っておく必要があります。

これらを確認したうえで今度相続に向けてどのように進めていくのかを検討していくことになります。


当事務所の場合、相談に来た方にはまずこれらの話をするのですが、

不思議なことにお話を進めていくとあまり把握していない方がほとんどです。

被相続人の財産であるため教えてくれないこともあると思いますが生活のどこかにヒントが隠されていて

ある程度認識できるものも多くあります。

不動産や会社、株式であったり生命保険であったり。カレンダーであったり、電話だったり、郵便物もあります。

些細なことでも一緒に生活をしていればどこかにヒントがありそのヒントから見つけることもできます。

一緒に生活していなくてもいろいろな角度から見るとヒントが隠れています。


相続税はかからないから関係ないと思っていると、突然税務署から相続税の申告がされていない
という連絡があるかもしれません。

そこから実は知らない財産が見つかることもあります。


心あたりがある方は、相続のことを今一度考えてみてはいかがでしょうか。